2020年2月2日(日)に開催した景観まちづくり講座
「いわさきちひろが描いた練馬の風景ストーリー×武蔵野台地の景観」の
オプション企画として行ったワークショップの様子をお伝えします。
前半の講座の様子は、こちらの記事をご覧ください。
→「【報告】令和元年度景観まちづくり講座(講演会)」
【日 時】2020年2月2日(日)15:00~16:30
【会 場】練馬区立石神井図書館 2階会議室1
【参加人数】8名
講座の前半では、下石神井に暮らした絵本作家・いわさきちひろさんが描いた風景から見える
練馬の原風景と、練馬区の景観のなりたちを学びました。
後半のワークショップでは、参加者同士の意見交換を通して、
石神井エリアで残していきたい風景について考えました。
① 「心に残る」「残したい」風景選び
まず、石神井エリアの「とっておきの風景」の写真で作ったポストカードの中から、
一人2枚「心に残る」「残したい」風景を選びました。
選んだ理由をお互いに説明すると、
「この風景、好きだなあ」「ここにはよく行きますよ」
「昔はこんな場所だったんですよ」と、初対面同士でも話が弾みました。
▲使用したポストカード(一部)
② シール投票
次に、特に気に入った風景を一人3票までの投票形式で選びました。
こちらが投票結果です。
グループA グループB
それぞれのグループで、特に得票数が多かった「とっておきの風景」をご紹介します。
題名をクリックすると、とっておきの風景の紹介ページに移ります。
投票の結果と、前半の講座を参考に、「石神井ってこんな場所!」と紹介するイメージで
石神井エリアのキャッチフレーズを考えて、発表しました。
グループA
「みどりがゆたか、みんな楽しい、野菜もおいしい石神井」
グループB
「豊かな自然が生活の中に染み込んだ『ホットするまち』。歴史とみどりが残るまち。」
どちらのグループも、「豊かな自然」がキーワードとして挙げられていました。
小学2年生の参加者の方からは、「みんな楽しい」というキーワードが挙げられました。
前半の講座とワークショップを通して、過去から現在まで多世代に親しまれている、
みどりと歴史豊かな石神井エリアの姿を感じることができました。
*参加者からの感想*
ワークショップ終了後の参加者アンケートでいただいた感想をいくつかご紹介します。
■ 初めて参加された方々と楽しいコミュニケーションができました。
■ 自分の住んでいる土地に愛着を持てるためにも、この企画は役に立った。
石神井のみどりと歴史をいつまでも残していけたらと思う。
■ 練馬区の魅力を知れて楽しかったです。
■ もっと発表したいです。
■ 絵葉書の選択とその使い方を新発見。よい導入でした。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
今回紹介した「とっておきの風景」以外にも、ワークショップで使用した風景などは、
こちら→「とっておきの風景検索ページ」から地名等で探すことができます。
ぜひ、お気に入りの「とっておきの風景」を見つけてみてください。