日に日に寒さが厳しく、本格的な冬の訪れを感じられるようになってきました。
日の入りの時間も早く、16:30頃には暗くなってしまいます。
1年で夜が最も長く昼が短くなる冬至は、今年は12月21日でした。
冬の寒い日に、日が暮れてから外を歩いていて、家々や道路に灯された光にほっとしたり、
暖かさを感じたりすることはありませんか。
今回は、そんな夜の灯りの景観を、「とっておきの風景」からご紹介します。
ひとつめは、中村橋駅北口の高架下にあるモニュメント「軌条燈(レールランプ)」です。
(貫井一丁目2番・3番(中村橋駅北側)) 推薦者のコメントから 歴史や鉄道のロマンを感じさせる、素敵な照明器具。 街中でも活用されるといいなあと思い、推薦します。 ※平成15年「日本の鉄道-パブリックアート大賞」 (公益財団法人日本交通文化協会)にて佳作受賞
さりげなく設置されていますが、じつは、日本をはじめ、フランス、ドイツ、ポーランドなどの製鉄所で作られた歴史ある古いレールを再利用してつくられたもので、説明書きも設置されています。 続いては、地域のシンボル的存在のイルミネーション。
(東大泉六丁目47番) 推薦者のコメントから マンションの高さを活かした 高層イルミネーション!
商店街に面したマンションで、毎年行われているイルミネーションの景観です。 広場の空間を生かした立体的なイルミネーションが華やかで、 商店街のにぎわいとマッチして楽しいまちなみの演出につながっています。 まちなかのちょっとしたイルミネーションは、大きい・小さいはありますが、 お店や住宅など、ご近所で目にする機会もあると思います。 ほっと暖かな気持ちになれるような、冬の夜長の景観です。 最後は、年末の風物詩としての夜の景観です。
(東大泉四丁目25番) 推薦者のコメントから 大泉の天神様と言われる北野神社。 大晦日の夜、明るい提灯が並び温かい雰囲気を醸し出しています。
境内の大きな木々を背景に提灯の光が灯って、年末のおごそかな空気感が伝わってくるようです。皆様のお住まいの近くにも、年の瀬が感じられる場所があるのではないでしょうか。 夜の時間が長くなると、ついつい下をむいて家路を急ぎがちですが 灯りをたどって歩いてみると、いつもとは違うまちの表情が見えてくるかもしれません。 これから年末にむけて、住まいのお掃除をされる方も多いと思いますが 玄関先の照明カバーをきれいにしたり、電球を暖かな色味のものに変えたりして、 夜のまちなみの表情を明るく暖かく工夫してみるのもよいかもしれません。 ------------------------------------------------------------------------------------ ※年末年始はコロナ禍で、人込みへの外出は避けなければなりませんが、 密にならない散策でもご近所の年の瀬の明かりは楽しむこともできますね。 なお、お出かけの際は、寒さ対策には、十分に気を付け、暖かくしてお出かけください。