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景観の変化を楽しむ散歩道案内【練馬駅周辺】

晴れの日が続き、過ごしやすい気候になりましたね。
感染予防のための配慮は未だ必要ですが、
涼しくなったことで、マスクを着用してのお散歩が夏よりも楽になったように感じます。

お散歩をするとき、周りの景色の変化があると、長い距離でも楽しく歩けるという経験はありませんか?

今回は、「ねりまの散歩道 豊玉・高稲荷公園コース」の一部を歩きながら、
景色の移り変わりに着目して楽しんでみました。

※景観用語では、歩いている時の視点や車からの視点など、
連続的に変化する景観のことを「シークエンス」といいます。


「ねりまの散歩道」は、
区内のみどりや水辺、史跡、公園などを巡る散歩コースです。
一つの散歩コースの距離は概ね5キロメートルから8キロメートルで、
区内全域に9つの散歩コースを設定しています。
まちの景観に着目した解説で、まちの地形や歴史から、
そのまちらしさを感じられるコースになっています。
練馬区HP「ねりまの散歩道」



今回歩いたコースはこちら。(クリックで画像が拡大します)
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実線が今回のコースで、点線が「豊玉・高稲荷公園コース」全体です。

練馬駅から平成つつじ公園へ

出発地点は、練馬駅西口です。
高架下から進行方向を覗くと、ボリュームのあるみどりが目に入ります。
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高架をくぐると...
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「平成つつじ公園」の大きな樹木が目の前に現れました。

コースでは、公園の脇の道を歩く設定になっていますが、
公園の中を通り抜けるのもおすすめです。
ゴールデンウィークごろに見頃を迎えるつつじはもちろん、
早春には、コブシの大木が咲かせる花を見ることもできます。

公園の中から駅方向を振り返り、
緑の中にそびえる区役所を眺めると、
遠近感が協調され、解放的に感じます。
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マロニエ通りの街路樹
つつじ公園を抜けると、学校沿いに街路樹のみどりが続きます。
南町小学校の脇はハナミズキの並木。
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今の季節は紅葉と実が楽しめます。
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続く、開進第二中学校の脇は桜の並木。
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今は葉が散って少し寂しい印象ですが、春には桜とハナミズキの花が楽しめる区間です。

開進第二中学校を過ぎると、石神井川に向かって急な下り坂になります。
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練馬総合運動場の脇には、葉が色づき始めたイチョウの並木。
一面黄色の景色になるのが楽しみです。
カーブした道に木が植えられていると、目に入るみどりの量が多くなり、
歩きながら、紅葉などをより楽しむことができます。
先が見えない道は、「この先はどうなっているんだろう」とワクワク感がありますね。

高低差を見つけて楽しむ
坂の手前で西に折れて進みます。
途中で、気になる階段を見つけました。
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どこに続いているのかな?と覗き込みたくなります。

コースに戻って進んでいくと、おひさま公園の前の交差点に出ます。
この交差点は、三方向から下り坂が集まっているすり鉢状の地形になっています。
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(写真の矢印方向に坂が下っています)

このように、石神井川の周辺では、川に削られた高低差のある地形を楽しむことができます。
水の流れが見えるようで面白いですね。

石神井川へ
道を下っていくと、このコースの見どころのひとつ、石神井川に出ます。
川沿いに続く桜とイチョウの並木道には、信号も少ないので、
お散歩やランニングにぴったり。
この日も、思い思いに運動を楽しむ方々をたくさん見かけました。
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川のせせらぎや鳥の声も聞こえ、リラックスした気持ちになります。

高稲荷公園と高稲荷神社
川沿いに進み、今回のコースの目的地、高稲荷公園に到着しました。
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高稲荷公園の中には、高稲荷神社があります。
ここでも高低差を発見。
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お稲荷さんが、公園で遊ぶ子供たちを上から見守っているようです。

高稲荷公園は、春には桜の名所として多くの人が訪れるそうで、
練馬区景観資源登録制度にもその風景が登録されています。
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▶ G236 高稲荷の桜

弁天通り商店街から練馬駅へ
帰りは、同じ道を辿ってもよいですが、
今回は広徳寺の前を通り、弁天通り商店街へ。
これまでの静かな景観から、にぎわいを感じる景観に変わっていきます。
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歩いてお腹がすけば、お菓子屋さんやパン屋さんでおやつを買ったり、
飲食店で一休みすることもできます。

住宅地や商店街では、建物を見るのも楽しみのひとつです。
弁天通り商店街にある『かすたねっと』は、青紫色のアーチ型の屋根が印象的。
障害のある方が働く、手づくりの焼き菓子専門店です。
元は信用金庫の支店で、建築家の黒川紀章氏が設計したものだそうです。
『かすたねっと』(クリックで外部リンクに飛びます)


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(参考: みどりのまちづくり情報誌「こもれび」第70号


弁天通り商店街を抜けると、練馬駅の東側に戻り、ゴールです。
google mapでも今回のルートを描画してみましたので、
細かい道順などの参考にしてください。



さいごに

「豊玉・高稲荷公園コース」は、ねりまの散歩道全9コースの中でも最長で、全長約8.2kmありますが、
今回はその半分の約4km。歩いて1時間程度で回れる距離です。

賑やかな駅前と、静かで解放感のあるみどり空間の景観の変化を感じることで、
歩いた距離以上に満足感があり、リフレッシュできるおすすめのコースです。
みなさんもぜひ、景色の移り変わりを楽しみながら歩いてみてください。


※新型コロナウィルス感染症に伴う緊急事態宣言の解除がなされましたが、感染対策は引き続き必要です。
外出時には、密集を避け必要な距離を置き、
マスクの着用や手洗いの励行など十分な配慮をお取りください。

タイトルの色は、練馬区のよりどりみどり「NERIMA GREEN(ねりまグリーン)」を使用しています。